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南海高野線で難波から1時間半ほど電車に乗って終点極楽橋駅に着くとそこは 携帯電話も圏外の山の中。 さらにそこからケーブルで5分ほどの山上に登ると なぜか電波入りまくり。 そしてバスに乗ってくねくね曲る山道を通ってたどり着いたのは 西門院というお寺。お坊さんたちは 本当に丁寧に世話をしてくれて、 快適な部屋で精進料理を頂いた。 お寺の宿坊では「ようこそお越し下さいました」ではなく 「ようこそお参り下さいました」って言うんだな。 屋外は寒くて、もう秋も終わって冬、といった感じ。 背中を丸めながら歩いて墓地を抜けて奥の院にお参り。 夜は健康的な時間に床に就いて、 朝は一応お勤めに参加してみたり。 予想していた通り、命の洗濯になった。
予想と違ったのは、高野山の上は意外に俗化されていたということ。 宿坊の予約はインターネットでもできたりする。 お寺のお坊さんがなぜかSwatchの時計をしていたり、 別のお寺の境内では頭を丸めた人がジャージを着て 携帯メールを打っていたり。 そういうのを見ているうちに、 このお坊さんたちが山を降りて普通に買いものをしている姿なんかを想像して ちょっと楽しかった。マツキヨでDoveのシャンプー買ったりしてるわけだ、きっと。 (2002.11.5)

南海高野線のなんば駅から1時間半の終点極楽橋駅から 山上へケーブルが出ている。
ケーブルカー

山上は紅葉も美しい。 でも寒くて、秋というよりは既に冬。
紅葉

泊まったのは西門院というお寺。
西門院

何とも質素な感じの廊下。
廊下

学校みたい。
水道

泊まったのはこんな部屋。
水道

精進料理。ごま豆腐おいしかった。
精進料理


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